ナレーションが発行する隔月誌 隔月インタビュー 同じ時代、同じ地域に生きる人の言葉を聞いてください。

月間インタビュー表紙
   

一枚の「紙」に未来の「迹」を残す

愛媛県立三島高等学校 書道部
顧問 橘 彩香 氏
部長 潮見 麻絢 氏

8月21日大阪・関西万博会場で書道パフォーマンス甲子園大会が行われ、愛媛県立三島高等学校書道部が出場し、日本文化を世界へ発信した。紙のまちを全国へ発信しようと18年前に僅か3校で始まった書道パフォーマンス甲子園は、毎年四国中央市で開催され、今や全国から104校が参加するまでの広がりを見せている。自分たちの思いを言葉にし、書に込める。衣装・音楽・書く姿で自分たちの世界観を創り出す書道パフォーマンス。開催地代表として出場した書道部の皆さんはどんな思いを書に込めたのか。万博でのパフォーマンスを終えた三島高校書道部顧問 橘先生と部員の生徒さん達にインタビューしました。

    

人生を彩る点と線−やまじみすずの「動く絵画」の世界

アーティスト  やまじ みすず 氏

ボールペンや色鉛筆などを使い、点の集まりで絵を描く技法「点描」で独自の世界観を表現するアーティスト やまじみすずさん。西条市に在住し、四肢に障害があり20代から進行する病気や治療が困難な病気など複数の病気と向き合いながら、6年前に、動けない自分ができるものとして始めた「絵を描くこと」。特別な道具でなく、ボールペンや色鉛筆と紙で、感じたままに、自由に、自らの心の赴くままにペンを走らせる。それらの作品は数々の賞を受賞し海外での個展を開催するなど瞬く間に世界のアーティストとしての扉を開いた。素直で前向きなお人柄が創り出す作品には、生きる力と光を感じさせる。 この絵一枚で一度に何人もの人を救うことができるとも言わしめるやまじみすずさんの持つ才能とは。自由に、そして、エネルギッシュに創作活動を続けるやまじみすずさんに人生における大切な出会いや絵を描く魅力をインタビューしました。

    

10年先を見据えたまちづくりを

チームなかまち 江本 裕由子 氏

新居浜市中萩公民館を中心に、社協、民生、PTA、親路の会、体振、連合自治会など、中萩校区の各種団体が連携し、中萩のまちづくりのために活動するボランティア組織「チームなかまち」。その中心となって組織を動かす江本裕由子さんは、これまでPTA活動に始まり約30年以上にわたって地域活動の一翼を担ってきた。様々な地域課題に直面しながらも、解決策を導くための地道な活動を続ける江本さんの思いをインタビューしました。

    

創業273年 あわびや餅店

あわびや餅店 八代目 近藤 洋氏 氏

1752(宝暦2)年に屋号「あわびや」を発祥させたと伝えられる今治市の老舗あわびや餅店。273年間、変遷する社会の中でずっと社業を守り続けてきた。地域に愛されるお餅の製造を通して、どのようにして社会変動をくぐり抜けてきたのか、そしてこれからをどのように維持し、発展させるのか あわびや餅店 八代目 近藤洋氏と、十代目 近藤駿次郎氏にインタビューしました。

    

笑顔が生み出す美しいパン

Bake Cafe N's Kitchen & labo(エヌズキッチンアンドラボ)
小池 哲 氏・小池 夏美 氏

愛媛県は、人口10万人当たりのパン屋の数が日本一だと言われている。特に松山市には、たくさんのパン屋があり、個性的な店作りも話題になっている。 「エヌズキッチン&ラボ」は、パンのイベントに出店すると、開店前からファンが行列を作る人気店だ。小池夫妻は、15年前に、三津浜商店街の古い建物をリノベーションして、パンと焼き菓子と雑貨の店を開いた。今注目されている三津浜地区ブレイクのきっかけを作ったお店の一つだ。現在は、パンと焼き菓子の売り場横にカフェを併設して営んでいる。夫妻は、地元の人々との温かい関係性を築き、ここで暮らし、子育てをしてきた。一歩一歩夢をかなえてきた小池哲さんと夏美さんに、仕事、子育て、介護、地域社会との関係性など、人生を振り返っていただき、さらに、今後のパン屋の展望と家族の夢についてインタビューしました。


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